投資家とアドバイザー
証券投資は、ほとんどの場合、多かれ少なかれた他人のアドバイスに基づくという点で、珍しいビジネスです。
投資家の大半はアマチュアです。そのため、彼らは当然、証券を選択する際に専門家の指導を受けた方が得と考えられます。
しかし、投資アドバイスという概念には、変わった特性があるのです。
投資をする目的がおカネを儲けることなら、人にアドバイスを求めることはすなわち、どうすればおカネが儲かるかを問う事になります。
しかし、この世の中、これでは通用しません。
事業家は事業運営におけるさまざまな問題についてプロに助言を求めるが、どうしたら儲かるかを教えてもらおうとは思っていません。なぜなら、それこそが彼の責務だからです。
なので、事業家あるいは一般大衆が投資で利益を上げるために他人を頼る時には、普通ではあり得ない事を求めているのです。
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